渋野日向子 大舞台に強い!2打差3位発進 好調24パットで日本勢トップ「いい集中力でできた」

 「米女子ゴルフ・全米女子オープン選手権・初日」(4日、リビエラCC=パー71)

 2019年全英女子オープン以来のメジャー2勝目を狙う渋野日向子(27)=サントリー=が68で首位と2打差の3位と好発進した。メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は69で8位につけた。古江彩佳、吉田優利、桑木志帆は70で14位。高橋彩華と佐久間朱莉が71で29位、昨年の全英女子を制した山下美夢有は72で42位となった。昨年2位の竹田麗央や4位の西郷真央は118位、過去2度優勝している笹生優花は127位と出遅れた。66で回ったジェニファー・カップチョ(米国)が首位に立った。

 やはり大舞台に強い。難しいグリーンを苦にせず、7年連続7度目の出場となる渋野はパットを次々に決めて、首位と2打差の68をマーク。2020年に4位、24年2位、昨年7位と相性抜群の大会で、今年も日本勢トップとなる3位と好スタートを切ることに成功した。「不思議な一日だった。最初から最後までいい集中力でできたと思う」と屈託のない笑みを浮かべた。

 分岐点は9番。2打目がグリーン奥へ約30メートルもオーバーしたが、「ここから2パットでいけたら面白いな」と逆境を楽しんだ。下りのスライスラインにタッチを合わせて3メートル弱に寄せ、狙い通りにパーセーブ。勢いづいて10、11番で連続バーディーを奪った。

 今週からパターを以前に使っていたヘッドが細長い型に戻したという。感性がよみがえったのか、パット数はわずか24。「変えて良かった。打ち切れている感覚はあった」と声を弾ませた。

 今季は米ツアー出場7戦で4度予選落ちし、最高が47位と苦しんできた。「悔しい気持ちもたくさんあったが、自分のやっていたことにマイナスな気持ちはなかった。やるべきことをやれている」。眠っていた底力を発揮し、勝負師としての自負をのぞかせた。

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