新婚・吉田泰基 ツアー初Vへ首位発進 「結婚式までに1勝」好機到来 パッド修正で手応え上々
「男子ゴルフ・フォーティネット・プレーヤーズカップ・第1日」(30日、成田ヒルズCC=パー71)
新規大会でツアー初優勝を目指す吉田泰基(27)=東広野ゴルフ倶楽部=や今平周吾(ロピア)、金子駆大(NTPホールディングス)、砂川公佑(オークラ輸送機)が66で回り、首位に並んだ。1打差の5位に新村駿や岡田絃希ら4選手が追う。
新婚の27歳吉田の小技がさえた。24パットにまとめて6バーディーにつなげ「長い距離も入ったし、ショートパットはほとんど外れなかった。最初はグリーンが本当にきれいで、思った通りに打てたら入る感じだった」。首位スタートを上機嫌に振り返った。
パー3の4番で第1打をピン手前1メートルにつけて最初のバーディーを奪うと8番は13メートル、9番は5~6メートルがカップイン。後半も勢いは止まらず、最終18番で6メートルを決めて5アンダーとした。
27位だった日本オープン選手権を経て、前週はパットを打つ際の目線にずれがないか、修正に努めた。「それがいいふうに働いている」と手応えは上々だ。
2019年のプロ転向から7年目の今年は予選落ちが2度だけ。1桁順位4度と安定したプレーを見せている。3月に元女子ゴルフ選手の宮崎樹里さんと結婚しており「妻の買い物のために頑張っている」と冗談っぽく要因に言及する。
挙式はシーズン終了後の12月の予定。「結婚式までに1勝と思っている。早めに達成したい」との言葉は心底の願いだ。





