女子ケイリン・佐藤水菜 連覇も危機感「もっと強くならないといけない」 ロス五輪へ好スタート

 自転車トラックの世界選手権(サンディアゴ)の女子ケイリンで2連覇を果たした佐藤水菜(26)=日本競輪選手会=が30日、都内で会見を行い、「まさか取れるとは思っていなかった。うれしい」と喜びを語った。

 昨夏のパリ五輪はスプリント10位、ケイリン13位だったが、その後の世界選手権で金メダル獲得すると、続く今大会では2連覇を達成。スプリントでも銀メダルを獲得した。

 28年のロサンゼルス五輪へ好スタートを切ったが、「強豪国は五輪で人が変わったようなパフォーマンスをする。五輪のメダル争いに加われるかと言われると(今の)自分は無理」と危機感。「今回メダルを取れたことで気が引き締まった。もっと強くならないといけない」と、かぶとの緒を締めた。

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