畑岡奈紗&山下美夢有7位フィニッシュ 畑岡復活勝利へパット手応え
「米女子ゴルフ・FM選手権・最終日」(31日、TPCボストン=パー72)
最終ラウンドが行われ、畑岡奈紗(26)=アビームコンサルティング=が68で回り、66だった山下美夢有(24)=花王=とともに通算13アンダーで7位となった。68の岩井千怜と73の古江彩佳は通算12アンダーで13位、72の竹田麗央は10アンダーで20位だった。72の岩井明愛は9アンダーで24位、75の馬場咲希は5アンダーで40位、71の西郷真央は4アンダーで45位、72の勝みなみは3アンダーで53位となった。首位で出た新人の王馨迎(中国)が通算20アンダーでツアー初制覇。賞金61万5千ドル(約9千万円)を獲得した。ジーノ・ティティクル(タイ)が1打差の2位。
パー5の18番、畑岡は「決めればトップ10に入れるかな」と願って打った2メートル半のバーディーパットを沈めた。右手でガッツポーズし「決められて良かった」と笑顔だった。これで7位に入り、4月のJMイーグルLA選手権以来、今年3度目の10位以内となった。
パー3の3番でバーディー。9番は4メートルのパーパットを決める粘りを見せた。後半も4バーディーで伸ばし「4日間の中で一番いいプレーができた」と胸を張った。
日本勢が次々と勝つ中、通算6勝の畑岡は最後の勝利から3年が過ぎた。昨年からパットで悩んでいたという。そのため「近くに寄せないと」と考え、重圧から得意のアイアンショットにも影響したという。
パットさえ入れば「5メートルにつけばいい」と余裕を持って考えられるそうでショットも上向き。今月は過去に2勝したアーカンソー選手権も控え「3勝目ができれば」と復活勝利を見据えた。





