アマチュアの中沢瑠来が2打差3位スタート「メリハリあるゴルフができた」 今年の日本女子アマを制した22歳

 「女子ゴルフ・ニトリ・レディース・第1日」(28日、北海道CC大沼C=パー73)

 今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した中沢瑠来(22)が6バーディー、1ボギーの68でラウンド。首位と2打差の3位という好スタートを切った。

 前半を2アンダーで折り返すと、さらに1打伸ばして迎えた8番パー3では3メートルを入れてバーディー。さらに9番パー5はあえて残した92ヤードから3打目をピン右4メートルにつけ、これを沈めて連続バーディーフィニッシュと、アマチュアNo.1の力量を示した。

 埼玉栄時代は岩井姉妹と、高野愛姫に挟まれた世代でゴルフ部主将を務める実力派ではあるが、昨年まで4度、プロテスト合格を逃しており、今大会中も同世代のプロから、女子アマ優勝の祝福をされつつも「うれしいけど、そっち(プロ)の舞台に立てていない」と、複雑な思いもある。

 ただ女子アマでも笑顔のプレーが目立ったが、昨年までと違い「気持ちの面で成長を感じています。イライラしなくなったし、マネジメント、考え方も」と、これまでの経験が結果に結びつきある。

 この日も「攻めるところ、ピンを狙わないところ。メリハリあるゴルフができました」と手応えを感じている。

 「去年、この大会で予選落ちしているので、まずは通過を目指します」と、最終プロテストへの、大きな弾みとする。

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