女子ゴルフ 史上最長コースで青木瀬令奈が“飛ばさずに”上位スタート
「女子ゴルフ・ニトリ・レディース・第1日」(28日、北海道CC大沼C=パー73)
女子ツアー史上最長コースで、ドライビングディスタンス規定ラウンド到達者98選手中、95位(前週まで)の青木瀬令奈(32)=リシャール・ミル=が、お手本のような“飛距離に頼らないゴルフ”で、午前スタート組ではトップから3打差、3位につけるプレーを演じた。
10、12番と出だしでバーディーを先行させると、16番パー5(545ヤード)では3打目が133ヤード残り、池の手前のラフからギリギリグリーンを捉えると「20メートルの下り」を見事にねじ込んで、バーディー。
後半も2バーディー、1ボギーとリズムよくラウンドし、上位での発進となった。
590ヤードのパー5が2つ(1、18番、この日は18番のティーを20ヤード前に設定)というハードセッティングだが、青木は「2打で届かないようなパー4となればお手上げですけど、ウエッジで嫌な距離が残るより、100ヤードをしっかり打てるようなホールの方がありがたい」と前向きに受け止める。
27日のプロアマ戦では順天堂大の天野篤教授(外科医、医学博士)とラウンド。他の選手にもメンタルのアドバイスを送っている天野教授にいろいろと質問したという。
「練習通りのことをする、それを意識する」、「歌舞伎の見得(みえ)のように、ここぞの場面で“場”を取り込む」などの助言を得た。それを青木なりに解釈すれば「自分の得意なユーティリティーや、グリーン周り、パターといったところを生かしていく」ことで、長いコースでも飛距離の出る選手に劣らないスコアにつなげていった。
「また明日も」と、飛ばなくても勝てる、を体現していく。





