坂本雄介 プレーオフで初V夢散 悔しさにじませ「負けて収穫はない」 決勝ラウンド2日連続65のビッグスコアも
「男子ゴルフ・ハナ銀行招待・最終日」(15日、ザ・ヘブンCC=パー72)
8位から出た坂本雄介(27)=jioworks=が8バーディー、1ボギーの65をマーク。通算18アンダーに伸ばし、ショーン・ノリス(43)=南アフリカ=とのプレーオフに持ち込んだが、2ホール目で敗れ、ツアー初優勝はならなかった。ノリスはツアー通算8勝目。他の日本勢は細野勇策、堀川未来夢、大堀裕次郎が通算14アンダーで9位。
18番(パー5)でのプレーオフ2ホール目でバーディーを奪えず、ツアー初勝利を逃した坂本は足早にクラブハウスへ向かった。「調子が良くなくて予選を通ればいいと思って来た大会。プレーオフは運もあるし」と自分に言い聞かせるように語ったが、言葉の端々に悔しさがにじんだ。2018年のプロ転向後、ツアーでは2位が最高。決勝ラウンドで2日連続65のビッグスコアも自信になったはずだが「負けて収穫はない。そう考える主義なので」と笑顔はなかった。





