「米女子ゴルフ・ＪＭイーグルＬＡ選手権・第３日」（１９日、エルカバレロＣＣ＝パー７２）

　１２位から出た岩井明愛（２２）＝Ｈｏｎｄａ＝が６４をマークし、通算１７アンダーでローレン・コフリン（米国）、イングリッド・リンドブラト（スウェーデン）と並んで首位に立った。６４で回った竹田麗央が通算１４アンダーで４３位から５位に浮上した。山下美夢有は１３アンダーの８位、岩井千怜は１１アンダーの１２位となり、畑岡奈紗は９アンダーの２９位、古江彩佳は７アンダーの４９位。勝みなみは６アンダーの５７位、吉田優利は５アンダーの６１位で、西郷真央は３アンダーの６７位となった。

　ルーキーの岩井明が初優勝へ絶好機を迎えた。米ツアーで初めて双子の妹、千怜と同組で回りボギーなしの１イーグル、６バーディーで圧巻の６４。トップに浮上し「満足度は１００％。めちゃくちゃ楽しかった」と破顔した。

　スタートの１番（パー５）が大きかった。残り６０ヤードからウエッジでの第３打はピンの奥に落ちると、傾斜とバックスピンで転がり戻りカップイン。イーグルで早々に勢いづいた。「緊張するかもしれないが、最終組で回れることがまずうれしい」と最終日を見据えた。