岩井明愛&千怜姉妹 米ツアーエントリーミスも切り替え国内出陣 沖縄強風対策も万全!千怜連覇へ手応え「フィーリングはいい」
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース」(6日開幕、琉球GC=パー72)
国内女子ゴルフツアーの今季初戦、ダイキン・オーキッド・レディースは6日、沖縄県南城市の琉球GC(6610ヤード、パー72)で開幕する。“岩井ツインズ”の姉・明愛(22)と、昨年優勝の妹・千怜(22)=ともにHONDA=が5日、そろって共同会見に出席。今季から米ツアーを主戦場とする2人だが、今週、中国で行われる同ツアーのブルーベイLPGAはマネジメント事務所によるエントリーミスで出場できず、思わぬ形での国内参戦となった。
アクシデントも、力とする。米ツアーでのポイントを少しでも稼いでおきたいところでのエントリーミス。しかし挑戦を始めたばかりで不慣れな面もある。明愛は「うまくいかないこともあるけど、チームと家族を信じて頑張っていきたい」とすでに切り替え済みだ。
国内のファンにとっては姉妹のプレーを見られるのは朗報だ。大会連覇が懸かる千怜は「いいスイングができているので、フィーリングはいいですね」と手応えを持っての参戦となる。
沖縄入りした際には、仲の良い小祝さくらと姉妹とで食事会を開いた。そこで「一緒になるかもね、って言ってたんですが、まさか3人ともとは。すごくうれしかった」(千怜)と予選ラウンドのペアリングも大きな力になりそうだ。
あえて懸念材料を探すなら、沖縄特有の強風が予想されることだが、千怜は「ボールを右に置いて、短く持って、少し(状態を右に)スエーさせる感じ」と対策は身に染みついている。
先月のホンダLPGAタイランドで最終日にビッグスコアを出し2位と活躍した明愛は「たくさんの日本の方が応援してくれることで、いいプレーができる。楽しんで、自分らしく」と話す。千怜は「今週はすごく大事」と、イレギュラーな参戦にも意気込みは不変。開幕戦。どちらかが戴冠、は十分あり得そうだ。




