女子ゴルフ開幕戦 19歳の菅楓華が単独首位 21歳の吉田鈴が1打差2位と好発進
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第1日」(6日、琉球GC=パー72)
国内女子ゴルフツアーが開幕した。初日を引っ張ったのがツアー2年目の菅楓華(19)=ニトリ=と、ツアールーキーの吉田鈴(21)=大東建託=という若い力だ。
菅は5バーディー、1ボギーの68で回り、ホールアウト時点で単独首位。吉田は6バーディー、3ボギーの69と1打差2位につけてのホールアウトだった。
強風と雨の中、菅は「ドライバーが曲がっていたけど、2打目以降が良かった」とショット力でバーディーを重ねた。18番パー5で3打目を1メートルにつけこの日3つ目のバーディーを奪うと、折り返しての1番パー4では強烈な逆風の中、残り150ヤードを6番アイアンでピン上6メートルまで持って行っての連続バーディーだ。
「オフには身体の安定性を求めて、体重も5キロ増やしました」と肉体改造に成功。「ライが悪いところでぶれなくなった」と早速その手応えを感じている。
吉田はインスタートの1組目。11番で“2025年度1番目”のバーディー。プロとして初めての開幕戦で、最高のスタートとなった。この位置には「びっくり」と話した吉田。ただ「バーディーパットで微妙な距離がよく入ってくれた」と、オフの課題としていたパッティングの成長を実感していた。




