岩井明愛は米女子ツアー初Vならず 一時5打差を追いつくも1打及ばず 「お互い譲らない、めちゃくちゃ熱い戦いだった」

 「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・最終日」(22日、サイアムCC=パー72)

 2位で出た岩井明愛は1イーグル、10バーディー、1ボギーの61でスコアを伸ばしたが、通算27アンダーで2位に終わった。1打及ばず、米ツアー初Vはならなかった。65で回ったエンゼル・イン(米国)が28アンダーで逃げ切り優勝した。

 首位との5打差を追ってスタートした岩井明は、前半のアウトで5バーディーを奪ってインと3打差に迫った。後半の10番から3連続バーディーを奪って24アンダーで首位に並んだが、14番で再び1打リードを許した。17番パー4は第2打でグリーンを捉えられずボギーとした。

 それでも最終18番パー5はラフからの第2打をウッドで果敢に攻めてピン奥に2オン。これを沈めてイーグルでフィニッシュしてみせた。

 ホールアウト後、中継局のWOWOWのインタビューに応じた岩井明は「本当にぜいたくを言えばもったいないところがいくつかあったが、きょうはいいプレーができた。一緒に回った2人もいいプレーをされていてうまかった」と第一声。12番で追いついて以降のインとのデッドヒートは「本当にお互い譲らないプレーでめちゃくちゃ熱い戦いだった」と振り返った。

 4日間を戦い抜き「このコース自体、あまり得意な方ではなかったのでこんなにスコアが出るかなという驚きと、このスコアを出して勝てなかったレベルの高さ。悔しいが、人生の中で一番多いギャラリーの中でできたのでうれしかった」と悔しさと満足感が入りまじった表情で話した。

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