岩井明愛 スコア伸ばせず5打差2位後退も前向き「まだどうなるか分からない」
「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第3日」(22日、サイアムCC=パー72)
首位で出た岩井明愛(22)=Honda=は71と伸ばし切れず、通算16アンダーでトップと5打差の2位に後退した。竹田麗央が67で回って通算10アンダーの9位に浮上。古江彩佳はさらに2打差の16位に順位を上げた。笹生優花は7アンダーで19位、佐藤心結が5アンダーで27位。岩井千怜は31位、西郷真央は41位で、渋野日向子は50位、西村優菜は62位となった。エンゼル・イン(米国)が単独首位に立った。
初日からトップを快走した岩井明が首位を明け渡した。周囲に好スコアが相次ぐ中、71にとどまり「もう少し伸ばしたかった」と本音が漏れた。
2番でバーディーを奪い、4番で長いパットを沈める好調ぶりは前日までと変わらなかった。その後は我慢の展開が続き、9番(パー4)で明暗が分かれた。
2打目がグリーンを越えると「難しかった」という第3打。パターで寄せようとしたボールは傾斜を登り切らず、さらに2打重ねて今大会初のボギーをたたいた。同組のインがバーディーパットを沈め、一気に逆転を許した。
後半はパープレーで耐え、インと5打差で最終日を迎える。米ツアー本格参戦1年目の岩井明は「まだどうなるか分からない」と、明るい表情で逆転を見据えた。





