松山英樹 連日65で単独首位浮上!新パターの好調続く 2日目もわずか27パット 残り2日間「できる限り伸ばす」
「米男子ゴルフ・ザ・セントリー・第2日」(3日、プランテーションC=パー73)
1打差の2位からスタートした松山英樹(32)=LEXUS=は8バーディー、ボギーなしで連日の65をマークし、通算16アンダーの130で単独首位に立った。1打差の2位にコリン・モリカワ(米国)がつけた。さらに1打差の3位でコーリー・コナーズ(カナダ)ら4人が追う。
松山は初日から使う新しいパターでの好調が続き、2日目もわずか27パットだった。ボギーなしの65で回り「よくスコアを伸ばせた」と納得顔だった。
第1打を右ラフに打ち込んだ1番は2メートル半の距離から沈め、パーで耐えた。4番で2メートルを入れ、パー5の5番は10メートルに2オン。6番も第2打をピンまでわずか20センチにつける好ショットで3連続バーディーとした。
後半もパー3の11番で10メートルのパットが決まると驚きの笑みもこぼれた。その後は13、17番とスコアを伸ばす一方、短い距離から外す場面も。14番で1・2メートル、18番も返しの1メートルが入らず3パットのパーとして悔しさをのぞかせた。「(もう少し伸ばせた)気持ちもあるけど、満足している。パットは最後の方は入らなかったが良かった」と振り返った。
カパルアのプランテーションコースで2015年は3位、17年も2位に入ったが、最近は上位に入っていない。「このコースで久々に良いプレーができているけど、なぜか分からない」と話す。残り2日間のラウンドへ「できるだけ伸ばさないといけないので頑張りたい」と、バーディー合戦必至の会場で開幕戦勝利をにらんだ。