ウッズの長男・チャーリーの挑戦がファンの悪質行為で台無しに PGAツアー初出場への予備予選で16オーバー
米男子ゴルフ、コグニザント・クラシック(29日開幕、米フロリダ州ロストレイクGC=パー70)の予備予選が22日に行われ、出場したタイガー・ウッズの長男で15歳のチャーリーのプレーがルールを守らないファンの悪質行動で台無しにされたと地元紙のパームビーチ・ポストが報じた。
自身初のPGAツアー出場を目指したチャーリーは、86をたたき16オーバーと苦戦。26日の本予選には進めなかった。報道によると一部のファンが大会関係者がカート道にとどまるように制止したのを無視して、チャーリーの近くを歩くなどしたという。予備予選には選手と観客を隔てるロープがなかった。
前半の5番では大きく右にOBになったチャーリーのボールを記念に持ち帰ろうとしたファンも。後半には組につくギャラリーが50人ほどに増え、父・タイガーの著書にサインするよう求めたり、大声を出したりする女性も現れた。同紙は「ただでさえよくなかったチャーリーの一日は、2人の警備員がいなかったらさらに悪化していたかもしれない」と報じた。
会場に父・タイガーは不在だったが、母のエリンさんがチャーリーのプレーを見守った。


