【田村尚之プロ】残り2戦も全力プレー 引き続き応援を
いや~、寒くなりましたねえ。
先週はシニアツアーの試合がなかったので、テレビで男子と女子の試合をちょっと見てましたが、ギャラリーの方々の服装が真冬の服装でしたね。これだけ寒くなると、少しボールが飛ばなくなってくるもんなんですが、若い選手は体が動くから関係ないんですかね(笑)。
男子の三井住友VISA太平洋マスターズは、今平周吾選手が貫禄の優勝でしたね。誠におめでとうございます。吉田泰基選手とのマッチレースを1打差で制したわけですが、これは実力の差と言っても良いでしょうね。寒さの中、ボギー2つに抑えたのはさすがですね。
吉田選手も最終ホールのバーディーパットは惜しかったですね。このコースは、毎年夏にシニアツアーのマルハンカップで何度もラウンドしてて、あのホールロケーションも何度か経験していますが、最後はスライスしそうだけど、切れないんですよね。吉田選手も恐らく練習ラウンドで回って、分かっていたとは思いますが…。でも見た目はどうしてもスライスに見えるんですよね。初優勝にはあと一歩でしたが、でも良い経験になったでしょうね。
女子の伊藤園レディースは、西郷真央選手が1年半ぶりの優勝でしたね。誠におめでとうございます。一昨年の3ツアーズで彼女を見た時「この選手はどこまで強くなるんだろうか」と思うほど、完璧なスイングでしたが、そのあとちょっと勝てなかったですね。急に不調になるのは、女子にはよくある話ですが、今回勝てて自信を得たと思いますので、また来年以降、賞金女王争い加わってくるでしょうね。
ところでこの連載、今回で最終回となります。長い間読者の皆様には読んで頂き、誠にありがとうございました。シニアツアーもあと2試合残っていますので、悔いの残らないように全力でプレーします。
引き続き応援のほど、何卒よろしくお願い致します。
◆田村尚之(たむら・なおゆき)1964年6月24日生まれ。廿日市市出身。修道中時代に関西ジュニアで優勝。高校、大学ではいったんゴルフを離れ、東京理科大卒業後、マツダ勤務時代に再開。現在は呉市の河商に勤務する。アマ時代の主な成績は日本ミッドアマ優勝3度、日本オープンベストアマなど。倉本昌弘プロの勧めでプロ転向を決意し、13年プロテストに一発合格。シニアツアー通算2勝。173センチ、65キロ。家族は妻と2子。長女は中国放送の田村友里アナウンサー。





