松山英樹「ドタバタ」4打差26位 バーディー締めで光「最初からできるように」

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第1日」(16日、ザ・カントリークラブ=パー70)

 10年連続10度目の出場で、メジャー2勝目を目指す松山英樹(30)=LEXUS=は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーでイーブンパーの70で回り、首位と4打差の26位で発進した。4アンダーのアダム・ハドウィン(カナダ)が単独首位に立ち、1打差2位にロリー・マキロイ(英国)ら5人。日本勢は出水田大二郎とアマチュアの中島啓太(日体大)が79位。小平智と杉山知靖が102位、香妻陣一朗が125位、星野陸也が136位と出遅れた。

 2日目につながる好プレーを最後に披露した。最終9番パー4。松山はティーショットをフェアウエーど真ん中に置くと、残り200ヤードを5番アイアンで2メートル半へ。これを沈めてバーディーフィニッシュし、スコアをイーブンパーに戻した。

 ラウンド後の第一声は「ドタバタでした」。インスタートから11番でバーディーを奪ったが、続く12番パー4の第1打は左の林へ。木の間から意図的に左に曲げてグリーンを狙った第2打は手前のバンカーへ入り、ピン奥4メートルから3パットでダブルボギーとした。

 前半はティーショットが左に曲がり、フェアウエーをとらえられなかった。ただ後半の6番パー3で195ヤードを2・5メートルにつけてバーディーを奪ったように、アイアンショットにはキレがあった。

 同組で前週の米ツアーを制したマキロイにも刺激を受けている。8番は会心のドライバーショットで312・7ヤードを飛ばしたが、マキロイはラフに入れながらもさらに約10ヤード先。「いいショットだったが、あれだけ置いていかれるといいショットじゃなくなる感じがする」と苦笑いした。

 スコアは伸ばせなかったが、まだ首位とは4打差。「9番のようなプレーを最初からできるようにしたい」。穏やかな表情で先を見据えた。

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