稲見萌寧が涙の今季初優勝「苦しかった」3日間トップ譲らず 通算11勝目

 最終日、ウイニングパットを決め、喜ぶ稲見萌寧
 優勝トロフィーを手に笑顔を見せる稲見萌寧
 最終日、通算7アンダーで優勝しキャディー(左)とタッチを交わす稲見萌寧
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 「女子ゴルフ・ヨネックスレディース・最終日」(5日、ヨネックスCC=パー72)

 単独首位から出た稲見萌寧(22)=Rakuten=が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーで今季初優勝を果たした。

 3日間トップを譲らない完全優勝で昨年11月の伊藤園レディース以来の通算11勝目。“岩井ツインズ”の妹・千怜、藤田さいきが通算5アンダーで2位。高橋彩華、菅沼菜々、石井理緒、吉田優利、穴井詩が通算4アンダーで4位を分けた。

 壁を乗り越えた稲見は「ちょっと苦しかったのもあったが、初優勝できて良かった」と語ると涙。焦りもあったというが、「自分なりになんで勝てないかハッキリしていた。努力を積み重ねて頑張るしかないと思っていた。チャンスをものにできて良かった」とうなずいた。

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