「女子ゴルフ・リゾートトラスト・レディース・第２日」（２７日、メイプルポイントＧＣ＝パー７２）

　悪天候のため開始が３時間半遅れた影響で５９人が競技を終了できず、日没サスペンデッドとなった。プレーを終えた中では、６バーディー、１ボギーの６７を出した小祝さくら（２４）＝ニトリ＝が通算８アンダーで暫定首位に立った。１打差の２位に桑木志帆が続く。２８日は第２ラウンドの残りと第３ラウンドを行う。

　次週の全米女子オープン出場予定選手の中で、ただ一人今大会に挑んでいる小祝。３組目でスタートして５つスコアを伸ばしてホールアウトした。通算８アンダーは暫定の単独首位だ。

　「ホールアウトできてよかった。今朝は一度（午前）４時台に起きて準備したけど（さらにスタートが遅れたため）もう一回寝て…。（１１時５０分スタートになったので）１１時すぎにコース入りして準備した」

　スタートの１０番パー５で第３打を１メートルにつけて幸先よくバーディー発進すると、１４番で２メートルを決めて２つめのバーディー。１６番では「大きい１打だった」という４メートルのパーパットを沈めて流れを引き留めた。１、３番でそれぞれバーディー、ボギーの後、６番からは３メートル、３メートル、５メートルと３連続バーディーを奪った。

　「残り２日間は５メートルぐらいのパットをもう少し決められたらいいなと思う。毎日（スコア）６８を目指して頑張りたいと思う」

　宿泊地は人里離れた場所で「全米に行く準備で、新しいジャージーとか買い物したかったけど、近くにお店が何もない」とちょっぴり残念そう。「今週は山梨だからほうとうも食べたいと思っていたけど、食べていないし。富士山も見ていない」と話すが、今季初Ｖという手土産は逃さない。