渋野デビュー戦は収穫47位 コース初60台「最後内容良かった」

 「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・最終日」(6日、セントーサGC=パー72)

 50位から出た渋野日向子(23)=サントリー=は5バーディー、1ボギーの68と四つ伸ばし、通算1アンダーの47位で米ツアーメンバーとしての初戦を終えた。畑岡奈紗が10アンダーで日本勢最上位の11位。上田桃子は9アンダー13位、古江彩佳が7アンダー23位、笹生優花は2アンダー43位だった。世界ランキング1位の高真栄(韓国)が通算17アンダーで逆転優勝し、通算13勝目を挙げた。

 順位は上がらなかったが、今後に期待を抱かせる最終日だった。同コースでは前年大会から8ラウンド目にして初の60台。渋野は「最後の最後に内容も良かったし、ショットもだんだん良くなった」とうなずいた。

 前半インは15番でバーディーが先行。18番でボギーをたたいたが、後半アウトでパー4の1番と2番で連続バーディー。パー5の5番と8番でも伸ばし、通算1アンダーでフィニッシュ。「最終的にアンダーまで持ってこられたのはうれしかった」と素直に喜んだ。

 フェアウエーキープ率は85・7%(12/14)、パーオン率も94・4%(17/18)をマーク。「最終日の後半は、やってきたことが身になったと思えるようなゴルフができた」と手応えを口にした。

 この日もパット数は32と改善されず、もどかしさが募った4日間でもあった。米ツアー会員としてのデビュー戦は47位に終わり、「悔いの残る初戦だった。まだ始まったばかりなので、しっかり頑張りたい」。次戦のホンダLPGA(10日開幕・タイ)で、この悔しさを晴らす。

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