渋野日向子 50位後退「悔しい一日」最終日へ巻き返し誓う
「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・第3日」(5日、セントーサGC=パー72)
今季初戦の渋野日向子(23)=サントリー=は49位から出て2バーディー、3ボギーの73で回り、通算3オーバーで50位に後退した。4連続を含む7バーディーを量産した畑岡奈紗が6アンダーまで伸ばし、日本勢最上位の10位に浮上。古江彩佳は3アンダー27位、上田桃子が1アンダー37位、笹生優花は1オーバー45位。田仁智(韓国)が通算12アンダーで単独首位に立った。
再びグリーン上で苦しんだ。初日の33パットから前日は29パットと復調気配を見せていた渋野だったが、この日は32パット。パーオン率は72・2%だっただけに「チャンスが何個かあった中でなかなか決めきれず、悔しい一日でした」と率直な思いを口にした。
出だしの10番でいきなりボギー。11番でバウンスバックを決めたが、その後は1バーディー、2ボギーと一つ落とした。「昨日のようにいったらいいなと思っていたけど、日替わりだなという感じ」と、もどかしそうな表情を浮かべた。
波に乗れないまま、米ツアー会員としてのデビュー戦は残り18ホール。「あっという間の最終日。最初から攻めていけたらいい。自分の思っているマネジメントをできるように頑張りたい」と巻き返しへ力を込めた。





