渋野日向子 米ツアー会員デビュー戦ホロ苦初陣「悔しいゴルフをしてしまった」

 「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・第1日」(3日、セントーサGC=パー72)

 2022年初戦の渋野日向子(23)=サントリー=は4バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76をたたき、参加65人中60位と大きく出遅れた。日本勢は5人が出場し、笹生優花と上田桃子が1アンダー71で29位、畑岡奈紗と古江彩佳はイーブンパー72で37位だった。パティ・タバタナキット(タイ)が5アンダー67で単独首位。今大会は予選カットがなく、4日間で争われる。

 ホロ苦い初陣となった。渋野にとって米ツアーメンバーとしてのデビュー戦初ラウンドだったが、出入りの激しいゴルフで60位スタート。「ロングパットで距離感が合っていなかったし、短いパットもかすりもしないのが多かった。そういう外し方をしているのは自分の責任。悔しいゴルフをしてしまった」と反省の弁を並べた。

 1番で1メートル半のパーパットを外してボギー発進。一つ落として折り返し、10番でも短いパットを外すと、12番では3パットでボギーをたたいた。4バーディーを奪いながらも波に乗り切れず、トレードマークの笑顔を見せる場面は少なく、硬い表情が目立った。

 昨年は69人中67位に終わったコースで、初日のスコアは同じ76。3度の3パットなどグリーン上で苦しみ「昨年も短いパットに悩まされたが、今年も克服できていない」と首をかしげた。

 昨年12月の最終予選会を20位で通過し、念願だった米ツアー本格参戦を果たした。17番パー3では第1打をピンに絡めてバーディーを奪うなど見せ場もあった。「ショットが良かったところもある。パットを何とかしたい。決めたことをしっかりやり通すゴルフをしたい」。力強く残り3日間での巻き返しを誓った。

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