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中島啓太 アマチュアV 史上5人目快挙!男子ゴルフにもミレニアム世代のスター誕生

 「男子ゴルフ・パナソニック・オープン・最終日」(26日、京都府城陽CC=パー72)

 アマチュア世界ランキング1位の中島啓太(21)=日体大3年=が通算18アンダーで並んだ永野竜太郎(33)=フリー=とのプレーオフを1ホール目で制し優勝した。男子ツアーでアマチュア選手が優勝するのは2019年の三井住友VISA太平洋マスターズを制した金谷拓実以来で、倉本昌弘、石川遼、松山英樹を含め史上5人目の快挙。この日女子ツアーを制した西村優菜と同じ2000年度生まれが、初めて男子ツアーを制した。2位の永野が優勝賞金額の2000万円を獲得した。

 ミレニアム男子が祝福の水と涙でびしょぬれになった。プレーオフ1ホール目の18番パー3。オナーの中島は「心臓が飛び出るぐらい緊張したが、自分がやってきたことを信じて打った」。6番アイアンで200ヤード先のピン右手前4メートルへ。悠々とパーをセーブし、グリーンを外した永野を圧倒した。

 「うれしいです。結構、涙もろいんで(笑)。負けても勝ってもいつも泣いているけど、優勝はやっぱりうれしいです」。大学の先輩河本らにミネラルウオーターをかけられ、手荒い祝福を受けた。

 無欲でつかんだ勝利だ。72ホールを終えた時点で1打差2位。最終組の永野が18番をボギーとしてプレーオフを迎えたが、この4日間、特に強い風が吹いた最終日のプレーには手応えがあった。

 高低差があり狭いコースでの大会。テーマは「14回、ドライバーを毎日振り抜く」。パー3以外は全て第1打でドライバーを握ったのは、11月のアジア・パシフィック・アマチュア選手権(ドバイ)を見据えたものだ。

 この日も狭い15番パー4や16番パー5で、優勝狙いなら刻む選択肢もあったが「ぶれずにやり通せた」とドライバーでしっかりフェアウエーを捉えた。「目標にしっかり取り組めたことが、結果につながったのかなと思います」と胸を張った。

 アマ世界一に贈られる「マコーマックメダル」を受賞し、来年の全米、全英両オープンの出場資格も獲得した。今回の優勝でプロに進む道も開けたが「今すぐ転向するつもりは全くない」と大学4年の試合が終わる来年11月まではアマチュアでいるという。

 今後、出場が決まっている国際試合は「アジア・パシフィック・アマ、もし優勝できたらマスターズ、全米オープン、全英オープン」。特にアジア・パシフィック・アマに勝てば松山や金谷のようにマスターズ・トーナメントに出られる。「それがかなったら、来年はすごく大きな一年になると思います」

 夢はでっかく「世界中で応援されながらゴルフをしたい」。思い描くのは米ツアーの熱狂的な大観衆のど真ん中でプレーする自らの姿。最強アマなら来年すぐにでも実現できるかもしれない。

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