日体大4年のアマ・河本力は23位 我慢のゴルフで決勝進出「来年からプロに」

 「男子ゴルフ・パナソニック・オープン・第2日」(24日、京都府城陽CC=パー72)

 2位から出たアマチュアの河本力(21)=日体大=は16番(パー5)で9打を要したものの、23位で決勝ラウンドに進出した。13位から出たツアー未勝利の永野竜太郎(33)=フリー=がボギーなしの7バーディー、65で回って通算11アンダーで単独首位に立った。1打差の2位に前日トップの木下稜介や小林伸太郎、大岩龍一の3人がつけている。

 首位と1打差の2位で出た河本は、スコアを2つ伸ばして迎えた16番(パー5)でつまずいた。第2打がOB。「思い切り振って、力んでしまい、シャンクした」。暫定球もロストボールとなり、このホールに9打を要した。

 それでも気持ちを切らさず、後半は我慢のゴルフを続けた。最終9番でバーディーを奪い、通算5アンダーで決勝ラウンドへ進んだ。

 女子でツアー1勝を挙げている河本結(23)の弟。183センチ、85キロの体格で飛距離が武器だ。昨年10月の日本オープンでは2日目に単独首位に立ち、最終的に5位に食い込んだ。日体大4年生の21歳は「来年からプロゴルファーを職業にする」と公言する。

 ツアー出場資格を懸けた11月の3次予選会出場を決めている。首位とは6打差に離れたものの「優勝は意識せず、一日4アンダーの目標がかみ合って、スコアが出ればチャンスも出てくる」と意気込んだ。

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