古江彩佳 代表争い涙の終戦…通算8アンダー11位「五輪のこと考えすぎて…」

 「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ・最終日」(27日、カメリアヒルズCC=パー72)

 古江彩佳(21)=富士通=は71とチャージが不発に終わり、通算8アンダー11位で東京五輪代表入りはならなかった。単独首位で出たプロ14年目の菊地絵理香(32)=フリー=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算20アンダーで逃げ切った。初日から一度も首位を譲らない完全優勝で2017年Tポイント・レディース以来の通算4勝目。66で回った西郷真央が通算18アンダーで2位。

 涙があふれて止まらない。古江はホールアウトした直後から涙をこらえられず、記者会見では目を真っ赤にして大粒の涙を流した。「オリンピックのことは関係なしに、今日の自分のゴルフに悔しいなって思って…」と言葉を絞り出した。

 大逆転の東京五輪代表入りを決めるためには優勝が必須条件だったが、この日は首位の菊地に9打のビハインドからスタート。最高のプレーにラッキーがいくつも重ならないと優勝が難しい状況で、さすがのプラチナエースももがき苦しんだ。

 1番から1、2メートルの短い距離のバーディーパットが入らず、パーオンを逃がした7番でアプローチも寄らず痛恨のボギー。後半もパーでしのぐのがやっとで、18番の1バーディーだけに終わった。

 「やはりオリンピックのことを考えすぎて自分のプレーができなかった。これからはどんな状況でも一打一打に集中できるようにしないと…」。今回の悔しさはパリ大会が開催される3年後に晴らす。

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