「米男子ゴルフ・マスターズ・第１日」（８日、オーガスタ・ナショナルＧＣ＝パー７２）

　“ゴルフの祭典”が開幕した。日本勢は１０度目の出場となる松山英樹（２９）＝ＬＥＸＵＳ＝がただ一人出場。昨年優勝した世界ランキング１位のダスティン・ジョンソンや、メジャーを全て制する史上６人目の「生涯グランドスラム」が懸かるロリー・マキロイ（英国）も名を連ねた。タイガー・ウッズ（米国）は２月の自動車事故の影響で欠場した。

　松山は開幕前日の７日、晴天の下、コースは回らず午後からパットやショットを入念に約３時間練習した。２０１５年優勝のジョーダン・スピース、メジャー４勝のブルックス・ケプカ（いずれも米国）らも最終調整した。

　今回のマスターズは２年ぶりに有観客で開催される。大会前日恒例の「パー３コンテスト」は実施されなかった。