渋野日向子 3オーバーも耐えに耐えて単独首位キープ メジャー2勝目に“王手”

 第3ラウンド、5番でバーディーを決め、拍手に応える渋野日向子(提供・共同通信社)
 3番でティーショットを放つ渋野日向子(共同)
 2番でバンカーショットを放つ渋野日向子(共同)
3枚

 「女子ゴルフ・全米女子オープン・第3日」(12日、チャンピオンズGC=パー71)

 初出場で2日目に首位に立った渋野日向子(22)=サントリー=が1バーディー、4ボギーでスコアを3つ落としたものの、通算4アンダーで2位に1打差をつけて首位をキープした。

 決勝ラウンドを前に「風が強そう。耐えるゴルフが必要になると思う」と予言していた渋野は、いきなり1番でボギースタート。5番でバーディーを奪ったが、7番、14番でボギーをたたきスコアを落とした。最終ホールの第2打をバンカーに入れボギーとなった。

 アンダーパーの選手が少ない難コースで首位をキープ。昨年の全英女子オープンに続くメジャー2冠に“王手”をかけた。初日を100点、2日目を120点と自己採点した渋野は「まだ首位、一番上にいられるということで70点。悔しいところもあったんですけど、粘るところは粘れました」という。

 最終日に向け「明日は天気が悪いので、今日のようなスコアがでれば上の方で終われる。自分のしたいゴルフしたい」と話した。

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