渋野日向子 復活兆し5位「60点、合格点」次戦へ「欲が出ますね」

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・最終日」(22日、エリエールGC松山=パー71)

 2位に2打差の首位でスタートした古江彩佳(20)=フリー=が優勝。渋野日向子(22)=サントリー=は6バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア66をマーク。通算8アンダーで今季最高の5位と復調を印象づけた。

 渋野がようやく、19年同大会の逆転優勝を想起させる快進撃で、復調を印象づけた。

 前半だけで4バーディー、ノーボギー。後半も1打伸ばして、笑顔の66フィニッシュとなった。しかしもちろん、すべてがかみ合ってのスコアではない。

 「ショットが振り切れてなかった。(9番では)ドライバーが右へ、思ってたのと違う球が出たり」と渋野。

 しばらく続いていた右足裏痛が前日あたりから「ほとんどなくなった」ため、それまでの体重移動を少なくするスイングをする必要がなくなった。「(足を)かばわないことで、ブレが出たのかな」と、原因は分かっている。

 この日に関しては、そのショットのブレを「パットに助けられました」と、6、9番で10メートル以上のバーディーパットが入るなど、グリーンの好調が、今季初のトップ10入りとなる5位という成績に結びついた。

 「今の私の状態で3、4日目に伸ばせたことは合格点。今日のプレーは『60点』」と、自己評価も右肩上がりだ。

 次週は年内の国内最終戦。「欲が出ますね。トップ10と、2日目のオーバーパーをなくすこと」と目標を定め、松山を後にした。

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