松山英樹 V戦線残った!5打差8位に急浮上

 「米男子ゴルフ・ヒューストン・オープン・第3日」(7日、メモリアルパーク・コース=パー70)

 26位から出た松山英樹(28)=LEXUS=が7バーディー、3ボギーの66と巻き返し、通算4アンダーとして首位と5打差の8位に急浮上した。サム・バーンズ(米国)が68、通算9アンダーと伸ばしてトップを守った。

 松山が優勝戦線に割って入った。次週のマスターズを前に7バーディー奪取の猛攻。「優勝のチャンスが少しでも残った」と、ほっとした表情も見せた。

 小技がさえた。5、10番はチップインバーディー。パターも好調で6番は10メートル、14番は8メートルを流し込んでスコアを伸ばした。それでも「たまたまチップインが重なったが、(状態は)全く改善されていない。アイアンが10ヤードほど飛ばない」と苦笑いだ。

 一方で「パットが入ってくれれば、アイアンがよくなくてもこれくらい(バーディーが)取れることが分かった」とうなずく。最終日はさらに状態を上げ、マスターズに乗り込みたい。

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