古江彩佳 日本人最速プロ3戦目Vに色気“曲げない女”曲げても強し3打差5位

 「女子ゴルフ・エリエールレディース・第2日」(22日、エリエールGC松山=パー72)

 プロ転向3戦目の古江彩佳(19)=フリー=が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーの5位につけた。首位とは3打差で、残り2日で逆転すればプロ転向3戦目の日本人最速Vがかかる。賞金女王争いの鈴木愛、申ジエはともに通算8アンダーの5位、渋野日向子は同7アンダーの9位につけている。木戸愛が通算6オーバーの85位、藤本麻子が通算12オーバーの92位で予選落ちし、木戸は8年、藤本は9年続けていたシード権の喪失が確定した。

 前日はティーショットがすべてフェアウエーキープの“曲げない女”古江が、この日は珍しく「5回、外しました」と苦笑した。17番ではティーショットが「頭になかった」という右の池に入ってボギー。それでも前日に続き68にまとめた力量は、本物だ。

 その17番を「やってもた~」と笑顔で振り返れたのも、3戦目となるプロの水になじんできた証拠だ。首位とは3打差。勝てば宮里藍、佐伯三貴の4試合目を上回る、プロ入り日本人最速優勝となる。

 自身は「焦りたくないので、落ち着いて」とプレーに集中することを優先させたい一方で「(最速優勝)できたら、自分でもビックリですよね」と少し、色気も見せていた。

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