ジャンボ、腰痛途中棄権で進退微妙発言 「電撃発表で終わりっていうことだってあり得る」

 「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・第1日」(21日、フェニックスCC=パー71)

 今季国内ツアー初参戦の松山英樹(27)=LEXUS=が7バーディー、2ボギーの66で回り、首位と2打差の3位につけた。トップは64の張棟圭(韓国)。賞金ランキング1位の今平周吾は1打差2位、2戦連続予選落ち中の石川遼は74で53位と出遅れた。今季自身最終戦の72歳、尾崎将司は腰痛のため途中棄権した。

 インスタートの尾崎は14番でトリプルボギー、15番から3ホール連続でダブルボギーなど苦戦。12ホールを終えて棄権した。「体調とか本当に良くないけど、スポーツ選手としての体力が10あるとしたら(今は)1くらいしかない」と話した。

 今季は7試合に出場して2試合で予選落ち、5試合は腰痛による途中棄権。「何とも言えないふがいなさだけど、トーナメントをやるための準備ができていなかった」と振り返り、来季については「オフにゆっくり考える。今の構想では春先の中日クラウンズ、秋口のANAとフェニックスの3試合は出ようと思っている」と、現役続行の意向を示した。

 その一方で「体、技、心の体がないよ。ゴルフに対する情熱が、今までとだいぶ違う」と漏らし、「電撃発表で終わりっていうことだってあり得る」と微妙な発言も。どんな答えを出すか、注目だ。

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