笹生優花は首位発進 19年からジャンボに師事、自慢の飛距離でアドバンテージ奪う

 「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第1日」(14日、軽井沢72G北C=パー72)

 ジャンボ尾崎将司(73)の指導を仰ぐ笹生優花が7バーディー、ボギーなしの7アンダー65をマークして首位に立ち、前田陽子、工藤遥加、青木瀬令奈が2打差の5アンダー67で2位に並んだ。

 自慢の飛距離でアドバンテージを取った。480ヤードの16番パー5。笹生はドライバーの第1打をピンまで残り200ヤードまで運び、第2打を5番アイアンで楽々と2オンに成功。12メートルのイーグルパットは外したが、余裕でバーディーを奪った。

 「今日はドライバーが飛んで曲がらなかった。ボギーなしというのもよかったです」

 19年11月からジャンボの指導を受けている。「去年は2、3回だけでした。今年は4月から結構行くようになりました」。開幕戦のアース・モンダミン・カップで5位に入った後、師匠からは「アプローチを練習しないとダメだなと言われました」とカツを入れられたという。

 この日は同門の西郷も4アンダー5位と好スタートを切った。同学年とあって刺激をもらっているが「明日からも自分のプレーにどれだけ自信がつくか、どれだけ冷静にできるかを目標にやっていきたい」と足元を見据えた。

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