安田祐香は26位でベストアマチュア「久しぶりにいいプレーができた」
「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・最終日」(27日、兵庫県三木市・マスターズGC=6510ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、首位と6打差の4位で出た柏原明日架(23)=富士通=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算14アンダーとして今季2勝目を挙げた。イ・ボミ(31)=韓国=が13アンダーの2位。小祝さくら(21)=ニトリ=と稲見萌寧(20)=都築電気=が12アンダーで3位。首位で出たテレサ・ルー(32)=台湾=は75と落として11アンダーの5位。渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は72と伸ばせず6アンダーの12位に終わった。2週後に最終プロテストに臨む安田祐香(18)=大手前大1年=が通算2アンダーの26位でベストアマチュアに輝いた。
安田は「3日間ショットが全然良くなくて、今日も不安だったけど、久しぶりにいいプレーができた」と笑みをこぼした。18ホール中17ホールでパーオンし、16番で13メートルを沈めるなどパッティングも好調。プロテストに合格すればアマチュア最後となるラウンドで手応えをつかみ取った。
アマとして国内ツアー20試合目の出場で、予選落ちは昨年のこの大会だけ。やり残したことを問われると、「去年のこの試合で通りたかった」と苦笑い。プロテストに向けて「今日みたいなプレーができたら、この調子を崩さなかったらいけるかなと思う。まだ万全ではないので、いつも通りの調整をしたい」と表情を引き締めた。