崔虎星、復活!コースレコード62で首位浮上

 「男子ゴルフ・フジサンケイクラシック・第2日」(6日、富士桜CC=パー71)

 踊るような独特のスイングで昨年一躍人気者になった韓国の崔虎星(チェ・ホソン、45)が、これまでの記録を2打更新する62のコースレコードを出し、通算12アンダーで首位に立った。10バーディー、1ボギーの圧巻の内容で、バーディー数も大会記録となった。トップにはチャン・キム(米国)も並んでいる。石川遼(27)=CASIO=は通算2アンダーで19位。

 富士のふもとで崔虎星が踊った。振れば真ん中、寄せればベタピン。「フィッシャーマンスイング」と命名された、魚を釣り上げるような独特のフィニッシュは、いつも以上に切れがあった。

 1番から4連続バーディー。後半も13番から3連続で取り、17番パー5はラフからの第3打を30センチに。仕上げは18番パー4。グリーン右バンカーからの30ヤードを直接放り込み、第2ラウンド4つ目のチップインで奇跡のようなゴルフを終えた。

 昨季は11月に優勝しユニークなスイングでも注目されたが、今季は腰痛で棄権と予選落ちの連続。前週までに稼いだのは530万円ほどで、ランク61位に低迷している。それが別人のような復活だ。

 日本語を勉強中で、この日の報道陣との応対は通訳なし。「(一緒に回った)リョーさん(石川)、ヒガさん、ジェントルです。ギャラリーのみなさん、ジェントルです。男子トーナメント、よろしくお願いします」。トラさんが活躍して大会を盛り上げる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス