渋野日向子 初日5アンダー67で7位発進「初日としては良い方」シブコスマイルも
「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第1日」(16日、軽井沢72北コース=パー72)
全英女子オープンで日本人として42年ぶりのメジャー優勝を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が6バーディー、1ボギーの5アンダー67でまわり、首位と3打差の7位タイ発進となった。
渋野はホールアウト後、「初日としては良い方だと思います。(1番でのバーディーは)私には不吉だったけど、2番でバーディー取れてよかった」と初日を振り返った。
コース内は台風10号の影響で雨が降る中、早朝から多くのギャラリーが来場。上がオレンジに白い水玉柄、下が白のキュロットというウエアに身を包んだ渋野は、1番でいきなりチップインバーディーを奪い、ギャラリーから大歓声を浴びた。
2、5番でもバーディー。8番ではこの日初めてのボギーをたたいたが、続く9番パー5で、第3打のアプローチをピタリと寄せて、バーディー奪取。バウンスバック率(ボギーかそれより悪いスコアの直後のホールでバーディーかそれより良いスコアとする率)1位の面目躍如で前半を締めくくった。
7番では、すでにおなじみとなった菓子をキャディーと一緒に食べると、トレードマークの“シブコスマイル”を見せた。
後半は10、11番と続けてバーディーチャンスを逃し、もどかしいホールが続き、渋野も表情を引き締めた。ようやく13番で後半初めてのバーディーを奪取。ピン左奥3メートルを沈めると、帽子のひさしに手をやり、笑みもこぼれた。
さらには16番で3メートルのバーディーパットを決めて、この日4つのパー5で全てバーディーを奪った。