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【綾子の視線】豪語した目標を達成していく鈴木のすごさ

 「女子ゴルフ・ニチレイレディース・最終日」(23日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)

 鈴木愛(25)=セールスフォース=が大会連覇を達成した。3位から出て70で回り、通算9アンダーで並んだ黄金世代の20歳、高橋彩華との18番パー5を使用したプレーオフに突入。1ホール目でバーディーを奪って2週連続の今季3勝目、通算12勝目を挙げ、賞金ランキングでも首位に立った。選手の心理や技術、勝負の流れなどを、デイリースポーツ評論家の岡本綾子氏が、自身の視線でお伝えする。

  ◇  ◇

 見応えのある、いい試合になりました。黄金世代の勢いを、鈴木さんが抑えつけて優勝。20歳前後の選手とはやはり技術の出し方が違いましたね。

 鈴木さんのすごさは自分の目標を口に出していくところ。「賞金女王」「年間5勝」などと豪語して、それに一歩ずつ近づいていく。大きなことを言えるのは、それだけの確信があるからでしょう。

 一方で彼女は「膝が痛い」「足首が痛い」なんてことも口にしますよね。その矛盾が面白い。今日も下り斜面をとんとんと走り降りている姿を見て、「足が痛いんじゃないの?」って思わず笑ってしまいました。

 日本では一つ抜けた存在になりつつありますが、海外に出た時に日本での数字を出せていない。自分でも課題に挙げていると思いますが、私にもよく分かります。私は人の期待に応えようと無理をしていることに気づいてから楽になりました。海外で日本語が聞こえると、それがストレスになることもある。でも日本の賞金女王っていっても、向こうでは「誰?」っていうぐらいの扱いですから。まずは日本では右に出る者はいない選手になって、海外で伸び伸びとプレーできる環境を作ること。今のまま突っ走っていってほしいと思います。

 高橋さんも安定したゴルフをしましたが、プレーオフの1打目をミス。要所、要所でどういうショットが必要か、後悔と課題を得たはず。この経験をどう生かすか、来週以降のプレーが楽しみです。

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