米男子ツアー日本初開催!前澤社長のZOZOが招致 松山英樹は月旅行に意欲も

 ゴルフの米男子ツアーは20日、都内で記者会見を開き、ファッション通販サイトを運営する株式会社ZOZOとスポンサー契約を締結し、2019年から日本初となるツアー大会「ZOZOチャンピオンシップ」を開催すると発表した。契約は6年。日本ツアーとの共催で来年は10月24~27日に千葉県習志野CCで行われる。賞金は総額975万ドル(約11億円)、優勝175万ドル(約2億円)で、日本開催のトーナメントでは史上最高額。松山英樹(26)=LEXUS=は第1回大会優勝と、ZOZOの前澤友作社長(42)との月旅行に意欲を見せた。

 “時代の寵児”が夢のトーナメントを実現させた。PGAツアー初の日本開催。賞金額も日本では破格だ。民間人初の月旅行や、プロ野球参入、女優の剛力彩芽との熱愛、と常に話題を振りまいている前澤社長とともに会見に臨んだ松山は「2、3年前から日本で開催されるんじゃないかといううわさを聞いていて、まだかなと思っていた。うれしく思う。期待したい」と歓迎。「僕としてはファンのみなさんの前で勝つことが大事。結果で恩返ししたい」と、力を込めた。

 もしかしたら、とんでもない“副賞”もついてくるかもしれない。前澤社長は、2023年に民間人初となる月旅行を契約。6~8人を招待するとしている。この日は海外メディアから「PGAの選手を連れて行くことはあるか?」と問われ、「このトーナメントは世界で初めて月旅行にいく社長の会社がスポンサーを務める大会です」とアピールしつつ「幅広い視野で選びたい」と、コメント。松山にも「誘われたら?」と質問が飛び、「声掛け、ありますかね?」と前澤社長をチラリと見ながら「そのときは行きたいなと思う」と、意欲を見せた。

 実は月とゴルフの縁は深い。月面で初めて行われたスポーツはゴルフ。1971年にアポロ14号のシェパード船長がクラブとボールを持ち込み、2球打っている。23年の旅行では月面着陸はしない予定だが、将来的には…。そんなロマン溢れるトーナメントが、日本で幕を開ける。

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