米男子ツアー日本開催で史上最高!賞金総額11億円 V賞金2億円の破格規模

 ゴルフの米男子ツアーは20日、都内で記者会見を開き、ファッション通販サイトを運営する株式会社ZOZOとスポンサー契約を締結し、2019年から日本初となるツアー大会「ZOZOチャンピオンシップ」を開催すると発表した。契約は6年。日本ツアーとの共催で来年は10月24~27日に千葉県習志野CCで行われる。賞金は総額975万ドル(約11億円)、優勝175万ドル(約2億円)で、日本開催のトーナメントでは史上最高額。

 これまで日本で行われたツアーとは比べものにならないほど、破格の規模となる。賞金の総額11億円、優勝2億円は現在の国内ツアー最高額、ISPSハンダ・マッチプレー選手権の総額2億3000万円、優勝5200万円を大きく上回る。

 日本ゴルフツアー機構の青木功会長は「夢見てきたこと。俺が若い時にやってよ」と喜ぶ。ただ、日米の賞金規模には大きな隔たりがあり、日本の賞金レースで首位を走る今平周吾がこれまで稼いだ約1億3000万円を、新大会の優勝賞金は軽く上回る。新大会の賞金を日本のランキングに加える際には減額する方針だ。

 選手層の厚さも差は明らか。78人の出場枠のうち60人を米ツアーが占め、日本ツアーからの出場は10人程度になる見通し。強豪選手は休養に充てる選手が多い時期だが、この日のVTRに登場したスピースや復活を遂げたタイガー・ウッズ(ともに米国)らの参戦も期待される。日本の選手たちがホームでどこまで食い下がれるか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス