松山、パットの不安拭えず…格下スミスに白星献上

 「米男子ゴルフ・デル・マッチプレー・第2日」(22日、オースティンCC=パー71)

 1次リーグの第2戦が22日行われ、日本の4選手はいずれも1アップで敗れた。松山英樹(26)=LEXUS=はキャメロン・スミス(オーストラリア)に、池田勇太はマット・クーチャー(米国)に屈し、ともに1勝1敗となった。小平智は米ツアー43勝のフィル・ミケルソン(米国)に逆転負けし、宮里優作もパトリック・カントレー(米国)に敗れてともに2連敗。ともに1次リーグ敗退が決まった。64選手が4人ずつの16組に分かれて1次リーグを行い、各組1位が決勝トーナメントに進む。

 松山は浮かない表情だった。前日に続いてアイアンショットの精度はまずまずだったが、世界ランキング50位と格下のスミスに白星を献上した。「ティーショットも悪かったし、パットが何より一番悪かったのでどうしようもない」と淡々と話した。

 1番をボギーで落とした。その後も互いにホールを奪い合う展開。16番でスミスにリードされたが、松山もすぐさま17番(パー3)の第1打を2メートルにつける。取り返す絶好機でパットのタッチが弱くわずかに外れ「もっとパンと打てば良かった」と悔やんだ。

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