松山英樹 「69」で51人抜き 首位と8打差33位浮上「落ちなくて良かった」

 「米男子ゴルフ・ファーマーズ・インシュアランス・オープン・第2日」(26日、トーリーパインズGC=パー72)

 84位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69とスコアを伸ばし、通算3アンダーで首位と8打差の33位に浮上した。71で回ったタイガー・ウッズ(米国)は通算1アンダーの65位で、2015年8月以来、2年5カ月ぶりに予選を通過した。67をマークしたライアン・パーマー(米国)が通算11アンダーで首位に立った。

 松山が安どの息を吐いた。「カットラインを気にしながらのプレーだったけど、落ちなくて良かった」。69と伸ばして51人を抜き、予選通過に自然と笑みもこぼれた。

 序盤6ホールで3バーディーを奪って急上昇したが、7、12番でボギー。「(あと)1個落とせば危ないところだった」という厳しい状況で地力を見せた。15番で5メートル超のバーディーパットをねじ込むと、最終18番ではピンそば1・5メートルにつけて貫禄のバーディーで締めた。

 調整途上のショットは精度を欠くシーンがあり、「最初と最後だけは良かった。少しもどかしい時間はあった」と振り返り、「決勝でも最後のようなスイングがしたい」。手応えを確かなものとするため、ラウンド後も練習場で“復習”に励んだ。

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