藍、豪雨の恵み!?初日6H終え3オーバー無効に 有終Vへリスタートだ

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権」(14日、エビアンリゾートGC=パー71)

 プレー開始後に激しい風雨に見舞われて中断し、再開できずに全て無効となった。現役最後の大会となる元世界ランク1位、宮里藍(32)=サントリー=は10番からスタートし、6ホールを終えて3オーバーと苦しんでいたが、雨に救われた格好となった。15日から3日間で争われる。

 天は宮里藍に味方している?現役最後の試合とあって、宮里藍は多くの選手やギャラリーに注目されてスタートした。もっとも、ショットの調子が悪く、6ホールを終えて3オーバーと苦しい出足となったが、この直後の悪天候が「恵みの雨」となった。

 インスタートの10、11番はパーで通過したが、12番はバンカーからダブルボギーを打ち、左ラフに入れた13番は第2打が木に当たる不運でボギー。14番はバーディーを取り返したが、15番は4メートルのバーディーチャンスを3パットと、再び悪い流れになった。

 ところが、ここで雨が激しくなったため、プレーが中断。選手たちはクラブハウスで待機したが、回復が見込めないため、そこまでのスコアをすべて無効とし、翌日にやり直すことになった。

 「すごいびっくり。決まったことなので仕方ない。また一から頑張りたい」。いい天候の中で、これまで応援してくれたファンに最後の姿を見てもらいたいという思いが強い。この幸運を、15日からのプレーに生かす。

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