池田勇太首位!賞金王へ一直線 勝てば自身初年間賞金2億円突破

 「男子ゴルフ・カシオワールドOP・第2日」(25日、Kochi黒潮CC=72)

 35位で出た賞金ランキング1位の池田勇太(30)=日清食品=が9バーディー、1ボギーで回り大会コース記録に並ぶ64をマーク、通算8アンダーで単独首位に立った。悲願の賞金王に向け、「優勝だけを考えて、あと2日やる」と決意表明した。首位から出た正岡竜二とブラッド・ケネディ(オーストラリア)が1打差の2位で続いた。

 ショットの調子は「悪くはない状態」。パット数23を記録したグリーン上の感覚も「中の上くらい」。池田の素っ気ない自己評価は、強さの次元が上がったからこその厳しさだろう。

 5番パー5で3打目をピンそば1メートルにつけ、6番では2打目を80センチに寄せた。続く7番パー5でも3打目を30センチにピタリ。スーパーショット連発で3連続バーディーを披露するなど、計9バーディーを積み上げた。

 3日目は東北福祉大の2年先輩、正岡と最終組で回る。正岡は現在賞金ランク88位で逆転のシード入りを目指している。池田は「シードに向かって頑張ってほしいという応援する気持ちと、勝負という気持ち。両方の気持ちがある。すごく楽しみ」と話した。

 勝てば今季の獲得賞金は自身初の年間2億円を突破。さらに賞金ランク2位につける谷原の成績次第では賞金レースも決着する。気まぐれな風さえ吹かなければ、池田の悲願は見えてくる。

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