大迫たつ子に宮崎県民栄誉賞

 女子プロゴルファーで日本プロゴルフ殿堂入りを果たした永久シード選手の大迫たつ子(64)が10日、出身地の宮崎県から県民栄誉賞を贈られた。同県で女性の受賞は初めて。

 県庁で授賞式があり、大迫は「宮崎を巣立ったのが49年前。中学校を卒業してキャディーとして就職し、見よう見まねでゴルフを覚えた。本当に光栄」と喜びを語った。河野俊嗣知事は「殿堂入りは国内最高のゴルフ環境が整う『ゴルフ王国』の宮崎にとって大きな出来事」と述べた。

 大迫は国内ツアーで歴代4位の45勝を挙げ、3度の賞金女王に輝いた。昨年、日本プロゴルフ殿堂入りを果たした。

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