飛ばし屋・トンプソンが日本ツアー初V

 「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・最終日」(8日、茨城GC=パー72)

 世界の飛ばし屋が日本のメジャータイトルを手にした。首位から出た世界ランキング3位のレキシー・トンプソン(21)=米国=が4バーディー、4ボギーの72にまとめ、通算13アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。5打差から逆転を目指した渡辺彩香(22)=大東建託=は69と追い上げたが、2打差の2位に終わった。

 まるで春の嵐だった。300ヤード超えのビッグドライブで度肝を抜き、バーディーを奪えばホール間で笑顔のハイタッチ。日本のギャラリーを味方につけて、トンプソンが日本メジャータイトルをさらっていった。

 「まだ自分のことじゃないみたい。でも日本で優勝できてとってもうれしい。きょうは自分のプレーがどこ行っちゃったの?って感じだったけど」と肩をすくめて笑った。

 前半を3バーディー、1ボギーで折り返したが、後半はドライバーショットが曲がってピンチの連続。16番では左サイドの深いラフからフェアウエーまで出せずにボギー。18番もグリーン奥からの寄せをミスし、ボギーで優勝が決まった。

 しゃぶしゃぶ、天ぷら、すしが好物という親日家は「日本は去年のTOTOジャパンとこの試合の2回しか出ていないけれど、素晴らしいファンが多くて、すべての選手を応援してくれる。たくさんのギャラリーに来てもらえて心強かった」と感謝。「ことしの目標はリオ五輪出場。そしていつかは世界ゴルフ殿堂入りしたい」と壮大な夢を語り、最終日のうちに帰国の途に就いた。

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