「男子ゴルフ・日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ・最終日」（１１日、サミットＧＣ＝パー７２）

　初日から首位の室田淳（６０）＝サメジマコーポレーション＝が５バーディー、１ボギーの６８で回って通算１６アンダーとし、３年ぶり４度目の優勝を果たした。シニアツアーで今季３勝目、通算１５勝目で、賞金１千万円を獲得した。６６をマークした白浜育男が３打差の２位。

　室田が初日から首位を守りきった。この大会では、過去２年続けてプレーオフで涙をのんでいた。緊張があったというが「（下位の選手に）並ばれるまでは大丈夫と思い、攻めの気持ちでやった」と振り返った。４日間でボギーはわずかに三つ。７月に還暦を迎え、肉体の衰えを感じるとこぼしたものの、次の日本オープン選手権に向けては「若者に意地を見せたい」と威勢が良かった。