女子連覇!スマイル全開 菊地がMVP

 「ゴルフ・日立3ツアーズ選手権」(13日、グリッサンドGC9ホール)

 国内プロゴルフの男子、女子、シニア各ツアーの賞金ランク上位選手らによる6人制の団体対抗戦は、イ・ボミ、大山志保、上田桃子、菊地絵理香、渡辺彩香、テレサ・ルーの女子が10点で2年連続4回目の優勝を果たした。池田勇太らの男子が9・5点で2位、室田淳らのシニアが7・5点で3位だった。MVP(最優秀選手)には菊地が選ばれた。

 勝負を決めたのは、MVPに選ばれた菊地のパットだった。前半9ホールは2人1組でのベストボール方式(いい方のスコアを採用)、後半はオルタネート方式(1つのボールを交互に打つ)で争われ、その最終9番。7メートルのフックラインを読み切ってバーディーを奪い、逆転Vへの道をつけた。

 会見では笑顔の花が咲いた。菊地が「最後は右に抜けたかなと思ったけど、入ってくれた。まさかMVPを取れるとは思わなかった。最高のご褒美をいただきました」と喜びに浸れば、今季賞金女王のイ・ボミも「2連覇目指して頑張った。勝てたのは選手みんなのおかげです」と“ボミちゃんスマイル”。今季の女子プロ人気を象徴するような締めくくりとなった。

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