遼は98位 予選通過へ「臨機応変に」
「全米オープン・第1日」(18日、チェンバーズベイGC=パー70)
石川遼(CASIO)は98位と出遅れた。
石川は最終9番(パー3)でグリーンの上の段から10メートルほどのパーパットを沈めた。1打目で右の雑草地帯まで曲げたミスを補い「1打で大きく順位が変わる。どんなパーでも大きい」と、ほっとした様子で球を拾い上げた。
ボギーが三つ先行し、後半の3番でようやく一つ取り返したが、直後に強くなった海からの冷たい風に苦しんだ。「5番(パー4)の2打目はいいと思ったら向かい風で短かった」と、ここから2連続ボギー。「このコースはパーオンすることが最大の防御。どんな状況にも臨機応変に対応したい」と予選通過への鍵を挙げた。





