さくら2戦連続予選落ち 終盤に失速

 「ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン・第2日」(20日、ロイヤルメルボルンGC=パー73)

 横峯さくら(29)=エプソン=は75とスコアを落とし、通算6オーバーの74位で1打及ばず、2戦連続で予選落ちした。上原彩子は75で回って通算1オーバーとなり、宮里美香とともに16位。75だった宮里藍は2オーバーの26位で決勝ラウンドに進んだ。野村敏京は通算8オーバー、久保啓子は9オーバー、アマチュアの松本樹実は12オーバーで予選落ち。70で回ったリディア・コ(ニュージーランド)ら3人が通算6アンダーで首位に並んだ。

 横峯は終盤4ホールで二つ落とし、予選通過に1打届かなかった。「もったいない。(77だった)初日のスコアも悔やまれるが、まだシーズンは始まったばかり。これを踏まえてまたやっていきたい」と努めて明るく振る舞った。

 前半の2ボギーを、ともにパー5の10、14番でのバーディーで取り返した。しかし第1R同様に終盤で失速。17番(パー5)は硬いグリーンの奥まではじかれて乗せられず、ボギー。最後まで厳しいコース設定に手を焼いた。

 国内で101試合連続予選通過のツアー記録を持つが、今季から本格参戦する米ツアーでは2試合連続予選落ち。2009年の国内賞金女王は「まず等身大の自分を取り戻すこと」を課題に挙げた。

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