リーチ主将、4年後のW杯に意欲「もう1回代表に選ばれるように」NZ元主将から取材

 国際統括団体ワールドラグビー(WR)は3日、都内で年間表彰式「ワールドラグビーアワード」を開催した。日本からは最優秀監督賞候補のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=49)、最優秀チーム賞候補としてフランカーのリーチ・マイケル主将(31)=東芝=が出席した。

 ラグビー日本代表のリーチ主将の視線は、早くも4年後へ向けられていた。

 3日、来年の日本代表戦の一部が発表され、7月にイングランドと2試合、11月にアイルランド、スコットランドと対戦することが決定。リーチ主将は「まずトップリーグで活躍して、もう1回代表に選ばれるようにしたい」と代表でのプレーを思い描いた。

 W杯決勝は表彰式でプレゼンターを務めたニュージーランド連覇時の主将リッチー・マコウ氏(38)の運転手を務めた。試合もマコウ氏らレジェンドと観戦。「レジェンド選手と話した。リッチー・マコウとは仲良くする時間があった。どうやって強化するのか話しました」と世界一のノウハウを“取材”したことを明かした。

 W杯を境に、ラグビーを巡る環境の変化を感じている。「いろんな人に握手される。本気で『よかった』と言ってくれてうれしかった」。「車でレインボーブリッジを走っていたら、下でラグビーをやってる人がいた」。「『今までのW杯の中で、日本大会が一番よかった』と多くの人が言ってくれた」。大会後、目にしたこと、耳にした言葉を素直に喜んだ。

 準決勝、決勝を競技場で観戦。「毎回会場で、ここでやりたかったと思った」と振り返る。そんな夢は、4年後に実現させる思いだ。そのために「強い信念を持つことが大事。圧倒的に勝てるような信念を作る」と力説。熱い心で、チームを引っ張る。

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