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南ア監督、日本8強「予想していた」 V候補に慢心も油断もなし

 ラグビーW杯・準々決勝で日本と対戦する南アフリカのヨハン・エラスムス監督(47)とビーストの異名を持つプロップのテンダイ・ムタワリラ(34)が14日、東京都内で会見した。4年前の前回大会で歴史的な敗北を喫した相手に9月6日の壮行試合(熊谷)では圧勝。エラスムス監督は「(敗北の)歴史は塗り替えた」とし、「決勝トーナメントに上がってきたチームはどこも強い」と警戒心。V候補があくまで本気モードだ。

 史上最大の番狂わせの引き立て役は、過去を清算して臨む。4年前の一戦への思いを問われたエラスムス監督は「壮行試合で15年の日本戦の歴史は、塗り替えた。その話が上がってこないことを期待する」と雑音を遮断するかのようだった。

 “清算試合”ではキックを多用して日本を翻弄(ほんろう)し、41-7で大勝した。リベンジはそこで完了。ただ、過去を引きずらずに臨む思いは、圧勝劇からくる楽観視ではなかった。

 「壮行試合でのパフォーマンスを見て、1次リーグで日本が1位か2位になることは予想していた」。真剣な表情にリップサービスでないことをうかがわせる。大差の戦いの中で日本を分析。その力は確認していた。

 V候補に挙げられる強国が、本気モードで日本戦を迎える。対弱小国という4年前の図式とは明らかに違う。

 まず警戒したのは「ハンドリングのいい速いラグビーをしてくる」という巧みで多彩なパスワーク。そして、「さまざまな敵に対してゲームプランを変える。敵の弱みにプレッシャーをかけて、自分たちの強みを最大限に生かしている」という日本の戦術面だった。

 雑音はいらない。4年前の敗戦と9月の大勝は過去のこと。「しっかり分析して準備している。壮行試合と同じ戦術になることはない」。V候補はそのプライドにかけて全力で日本を食う。

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