清宮副会長、ジョセフHC続投は既定路線「結論はとっくの前に出ている」

取材に応じた日本ラグビー協会清宮副会長
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 日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(52)が日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=48)のW杯後の続投について既定路線であることを強調した。30日、東京都内で取材に応じ、「結論はもうとっくの前に出ているので。他に選択肢はないわけですから」と話した。

 清宮副会長はW杯後のHC人事について、7月に言及。「私は(W杯の)結果を見ずに決めるべきだと思います。結果を見て次の人を探すとなると2年間空白が生まれるので。僕はジェイミー・ジョセフをそのまま継続すべきだと考えますけど」と続投を示唆している。

 さらに8月末の日本代表網走時には藤井雄一郎強化委員長(49)が「今のところ他の人(候補)が出てきているわけではない。誰がやるのかという話になってくると思いますけど、自然にそういう話(続投)になると思います」と説明。

 そして「本人にはいろんなオファーがあるんですけど日本のことを一番に頭の中では考えています」とこの時点で、水面下で合意に達していることも明かした。

 清宮副会長はこの日、アイルランド戦を受けて、「あんな結果でね、悪い方向にいくはずがない」とジョセフHC支持を改めて強調。「日本中というより、世界中に日本ラグビーここにありという姿を見せてくれて。まだこれからなんだけど、素晴らしい功績の一つになるでしょうね。永遠に語り継がれる。それをやった場所がエコパ、という私のお膝元なんで。静岡の奇跡とかエコパの奇跡として一生語り継がれる試合結果になった」と喜んでいた。

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